〜 ガソリン車、そしてディーゼル車へ 〜


昭和23年ごろ活躍していた1947年式トヨタ・ガソリン車
社名変更前でボデーに中央乗合自動車株式会社の旧社名が入っている


初期のディーゼル車は三方シートのボンネット型(いすづ)
 日本の自動車メーカーが、戦後、本格的にバスの生産を始めたのは昭和21、2年からで、同23年にはディーゼル車も出始めている。当時のバスはガソリン、ディーゼルともボンネット型。初期のディーゼル車は、ガソリン車に比べてエンジン音が高いことが難点だったが、馬力が強く、軽油を使用するので、燃費が安く経済的、しかも引火点が高く、安全性が高いことから、ガソリン車は次第に姿を消し、現在ではすべてディーゼル車になっている。


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