最後の漁

休憩のあと、最後の漁を行った。今日はあまり獲れてない様子で、中村さんは、いつものやさしい表情とは違う、ちょっと厳しい表情をしていた。私達は海に命をかけている男の哀愁をそんな表情の中に見ていた。そんな中、最後の網を祈るように中村さんが上げたそのときに“それ”はおこった。


篭いっぱいのほっき貝にびっくり!!

 中村さんのの声に船上は湧いた。1つの篭を一気に満たしてしまうその量に、私達は驚いた。やっぱり小樽の漁師はすごい!大漁のポイントを見極め、熟練されたその業の数々によって新鮮で、今まで私達が見たこともない量のほっき貝をあたりまえのように獲ってしまうのだ。あとでもらって食べたが、ホームページ上でそのおいしさを伝えられないのが残念。新鮮かつクリーミーで、ぺろっと何個でもいけてしまうその味は、小樽の漁師が世界一だと思わせる。食べて見たいッショ?